「あなたは何タイプ?」——ここ数年、SNSや友人との会話でもすっかりおなじみになった「MBTI」。ENTPやISFJといったアルファベット4文字を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、このMBTIという診断について紹介します。
MBTIってそもそも何?
MBTIは「Myers-Briggs Type Indicator」の略で、心理学者カール・ユングの心理学的類型論をもとに、キャサリン・ブリッグスとその娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズの親子が作り上げた性格診断の枠組みです。20世紀の半ばに発表され、現在では自己理解や、企業の研修・キャリア相談などにも使われるほど世界中に広まっています。
4つの軸×2択=16タイプ
MBTIの基本構造はとてもシンプルです。次の4つの軸それぞれについて、どちらの傾向が強いかを判定し、その組み合わせで16タイプに分類します。
- 外向(E)/内向(I):エネルギーの向かう先
- 感覚(S)/直観(N):情報の捉え方
- 思考(T)/感情(F):判断の基準
- 判断(J)/知覚(P):物事への向き合い方
この4文字の組み合わせが、あの「ENTP」「ISFJ」といったタイプコードの正体です。
なぜここまで流行っているのか
理由はいくつか考えられます。ひとつは、複雑な人間の性格を4文字というシンプルな記号にまとめてくれる分かりやすさ。難しい説明を読まなくても、直感的に「自分はこのタイプかも」と受け止められます。もうひとつは、診断結果が「当たっている気がする」体験として、SNSで共有・話題にしやすいこと。友人と「あなたは何タイプ?」と盛り上がれる、コミュニケーションのきっかけとしての側面も大きいはずです。
なお、学術的には「科学的な再現性に乏しい」という指摘も心理学の分野では根強くあります。MBTIは統計的に厳密な性格検査というより、自己理解や会話のきっかけを与えてくれる「エンターテインメント性の高い自己分析ツール」として楽しむのがちょうどいい距離感かもしれません。
ステータスオープンのJOB診断との関係
当サイトの「JOB診断」も、実はこのMBTIのような「4軸×16タイプ」という構造をヒントにしています。ただし、軸の名前も、タイプの呼び方も、判定方法もすべて独自のもので、MBTIの用語や名称は一切使っていません。「陽/陰・現/創・理/情・律/遊」というオリジナルの軸から、騎士団長や賢者、吟遊詩人といったRPG風のジョブへと導き出す、ステータスオープンだけの仕組みです。
次回は、その独自の4軸「陽/陰・現/創・理/情・律/遊」について、それぞれどんな意味を持っているのかを詳しく解説していきます。

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